しろみさかな

ドント・ウォーリー・ダーリンのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大好物でした。こういうスリリングな、ホラーではない、SFではない、でも不気味なストーリー大好きです。最後までドキドキしながら見ました。わたしは好きでした。
幸せって何だろうなぁと思いながら見ました。わたしはフェミニストでは無いので、女性が女性らしく〜とか、女が家事をやって家庭を支えて〜とか、そういうところはとやかく言わないですが。(ストーリーとして面白かったです。)いずれにせよ、旦那が嫁を独占したかったから、愛が傾いてしまったから、こんなことになったんだろうなぁと思いました。帰宅してからのイチャイチャ熱々が、なんだか違和感があったのは、そういうことなんだろうなぁと思いました。旦那の理想郷の姿。白いセクシーなフリフリのドレスを着て、美味しいご飯を作って、一緒にお酒を飲んでイチャつく。挿入せずともエクスタシーを感じさせることができる、というのは男のロマンなんだろうなぁと思いました。また時代設定がレトロなところも、古き良きをイメージしているのかなぁと思いました。男はいつまでも古き良い時代の女性像を理想像にしているのかしら…。はてはて…。
しかしながら、ハテナ?な謎の部分もたくさん残されていて、モヤモヤしたままで終わったのが、やや残念でした。フランクの台詞だったり、最後のフランクの嫁の行動だったり、墜落した飛行機の意味だったり、時折揺れる地響きだったり、彼らが仕事に向かう先だったり、そもそも本部?と言われる場所の先だったり…。
やっぱフローレンスピュー最高です。ムチムチ可愛いし、ちょっと鼻につく強い感じも可愛い。彼女がいたからこの映画は見れたし、成り立っていたなぁと思いました。ありがとう。フローレンスピューのミッドサマーよりも、わたしはこっちの作品の方が好きです。ミッドサマーはキツ過ぎた(笑)なのでミッドサマーはキツ過ぎたけど、普通の物語では物足りないスリリングさをお求めの方にはオススメできそうです。是非。
しろみさかな

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