いずぼぺ

ドント・ウォーリー・ダーリンのいずぼぺのレビュー・感想・評価

3.7
幸せは歪なものなのかもしれない。

何かを犠牲にして得る幸せ
誰かを犠牲にして得る幸せ
自分を犠牲にして得る幸せ

一昔二昔前の夫婦憧れの生活。夫はやりがいのある仕事につき、妻は家事一切を引受け夫の職場付き合いや近所付き合いをサポートする。妻同士も仲良く交流すり。
よく働き妻を愛する夫
よく支え夫を愛する妻

これ、誰の幸せなのさ。
これが2人の幸せならいいさ。
もしそうでないのなら…不幸だ。
どうやら愛の深さと幸せの濃度は相関性がないようだ。

脚本も面白いが、フローレンス・ピューのダイナミックな演技によってストーリーが立体化している?さすがです。

先日観た「Barbie」はポジティブなエンパワメントストーリーだったが、本作はもがき苦しむエンパワメントストーリーだといえよう。

ファッションが全部すーてーきー✨
95-67