つむ

ドント・ウォーリー・ダーリンのつむのレビュー・感想・評価

4.0
オリヴィア・ワイルドの監督2作目。
監督デビュー作もウォッチリストに入れて数年経つけど、フローレンス・ピューが主演なので先にこちらを。

オリヴィア・ワイルドを初めて見たのはドラマ「ドクター・ハウス」のシーズン4。
難役を魅力的に演じており、当時は出演作を観まくったり結構追っていたので、この映画に関するゴシップや彼女を敵視した悪意のある記事を気の毒に思っていた。

本作はスリラーやサスペンスの手を借りたフェミニズム映画だと感じた。
おそらく監督は女性の強さや連帯を描きたかったんじゃないかと。
自身を取り巻く状況が真逆のものだったのはなんとも皮肉。

フローレンス・ピューは素晴らしいの一言に尽きる。
レトロで美しい映像と不穏で不気味な描写の対比はとても良いが、スリラーとしての落としどころはいまひとつ。
つむ

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