ガラスに潰されそうになる、ラップぐるぐるなどの気分が悪くなる感じの抑圧の表し方すごい。ビジュアル含め。ミッドサマーの印象が強いことが影響しているけど、フローレンス・ピューのはまり方すごい。ストーリーや表現、知っている限りでもいろいろな映画の要素があった。オチは平たく言うと勝手なことするなバカに尽きる。
この映画に限らず、社会問題へのアンチテーゼを映画の主題としたときに、それ自体は意味があるし好きだし問題ないけれど、ストーリーの根幹となるネタや構造が明かされない、またはあまりにもフォーカスされていないことは好きではないと思った。どうやってあの世界を維持しているの？もそうだし、バニーの子どもについてや、それを知っていながらの行動やシェリーの名誉男性的な振る舞いの背景など。舞台装置でしかない。
