オチは早い段階で何となく読めたけど…
読めたからといって衝撃が薄まるわけでもなく😱
中盤の色んな気まずいシーン盛り合わせも大好きなやつ。
こういうのアリ・アスターをはじめとして飽和状態ではあるけど、ここまでキッチリやり切られると文句もないし文字どおり言葉も出ない🫢
事前知識は少なめで細かいツッコミどころを無視して観たほうがいいヨーロピアンスリラーという雰囲気。
序盤の何気ない楽しいバカンスのシーンにもボーンって不穏な音楽をカブせるの笑った(笑)
(少しネタバレ)
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今作は事前情報あまり入れないほうが楽しめそうな気もするし、細かい内容に触れることは書かないほうがいいのかもしれないけど…
監督が明確に二重構造を意図してるかどうかまでは読み取れなかったけど、デンマーク人夫婦のほうも大概なんだよな…
だからこそ、心のどこかで全くの理不尽ではないと思っちゃうというか…
特にデンマーク人ヨメのほうは現代の欧米で大量生産されてるであろう偽善的リベラルの特徴テンコ盛りだし(笑)
自分の場合、かなり早い段階でデンマーク人ヨメのほうに対して「あ、この人みたいなタイプ身近にいたらちょっと無理かも…」と思ってた。
魚は食べるくせにヴェジタリアンを自称して「環境に優しいから」みたいな謎理論で自己満足してたり、オランダ人夫婦の子供に対する態度に激昂する正義感に溢れてると思いきや自分自身も感情をコントロールできず娘に対して似たような態度をとったり…
嫌いなタイプだわ(笑)
デンマーク人ダンナのほうは求められる正しい夫や父という役割に疲れて、オランダ人ダンナのような生き方(?)に心のどこかで憧れてるからハッキリと拒絶の意思を示せないというのか🫣
オランダ人夫婦の所業が鬼畜すぎるから見逃されがちだけど、違和感を抱かれたり嫌悪の感情を持たれたりするのは別にオランダ人夫婦に限った話ではないんだよね…
そのあたりのキャラ設定や行動描写も上手いなと思った。