このレビューはネタバレを含みます
個人的にこういう作品好きなのでこの点数で。
何度も逃げるチャンスはあるのに戻っちゃう、何度もなくすぬいぐるみを探しに行ってしまう、抵抗できそうなのになぜか無抵抗。というイライラを味わうために観る娯楽、と言って良い。主人公の頼りなさと髪の少なさが効果的であった。ここ重要だな。これでフサフサだと説得力ない。
相手夫婦の行動の理由があまり語られないので、いまいちよくわからん展開ではあるが、肉が食えないならはっきり言えばよい、のくだりはごもっとも。なので、あら？主人公側が非常識なだけでは？などという感情も生まれた。
チラシ裏の絶叫カットが、「ソフト&クワイエット」のビジュアルそっくりなので、レイシズム系？いや、単純な個人間の価値観や習慣の違いによるそれ？とも思いながら、これが無抵抗&精神的支配？と結論づける。
で、あ、これ北九州拉致監禁事件ぽいなー、と思った。あれも身内殺し合いするほどの切迫した理由はなんだったのか？なんて言われてるわけだし
