イタリア旅行で知り合ったオランダ人家族の家にデンマーク人家族が招待される話。
大好物っていうわけじゃないし、鑑賞後いやーな気持ちになるのがわかっているのに、何故か見ずにはいられない不条理ホラー。
チラシにも「今年最も不穏な映画」「ミヒャエル・ハネケを彷彿とさせる」と書いてある通り、まさにそういう映画、邦題からは想像もつかない展開でした。
違和感を感じる会話やふるまい。見ているこちらも非常に居心地が悪い。不穏な音楽も相まって、美しい田舎の景色さえ薄気味悪く感じてしまう。
相手の好意を無にしてはいけない、常に良い人であらねばならない。そういう無言の圧力を感じながら我々は生きている。ある意味日本人にも共通するところかもしれない。
ブラムハウスによるリメイク版の制作が決定しているようですが、多分見にいくと思います（M体質？）
でも人にはあまりおすすめできません。
