このレビューはネタバレを含みます
徹底的な救われなさはファニーゲーム、聖なる森の鹿殺しを彷彿とさせる
ファニーゲームや聖なる森の鹿殺しと違う点は、なんだかんだ逃げられる瞬間はあるのに逃げない夫婦にイライラしてしまう点、、完璧な不条理ではない
どうしても拭えない二番煎じ感
最初の方でなんとなく家族の正体やオチが想像ついてしまったから、退屈に感じた
後半の鬱展開も、鬱展開にしてはそれまでの前兆のドキドキ感が足りない気してしまい、ただ痛めつければいいだろうという監督の思惑が見えてモヤモヤが残る
家族が殺人を繰り返している理由の部分を掘り下げて欲しかったなあ