このレビューはネタバレを含みます
サイコホラーやヒューマンホラーが好きで数々の映画を観てきましたが、観たあとご飯を食べられなかったのは初めてです。
例えばミッドサマーは少し幻想的な部分もあり、非現実且つ絵画的な感覚を味わえるのですが、この映画は常に自分事として捉えてしまうような不快感がありました。
また、多くの人が「引き返せる場面は何度かあった」とコメントされていますが、私は「1度目の脱出(うさぎがない事件)」のみチャンスだったと思います。
うさぎが無くて引き返してしまい言いくるめられた時…ダンスシーンで虐待が更に表れた時…逃げるために車へ全力で走っても、力で捻じ伏せられてそう。(ラストシーンの加害側の旦那のパンチ凄かったし)
「うさぎを探しに行ったのか…？？…ヒーローだな」の重要伏線が分岐点で、うさぎがない事件の時点で完全に積みだったんだと感じました。
この映画を戒めにして、【違和感を感じたらすぐ逃げる】【すぐに人を信じない】【優先順位と選択を間違えない】を徹底して生きていこうと思いました！！
今は絶対に見返したくないのですが、秀逸な伏線が多いため、落ち着いたら見返すのも楽しいだろうな〜。最初の方のレストランシーンで、食べにくそうにパスタを口に押し込む男の子の姿が脳裏に焼き付いてます…。
※このレビュー初投稿。どこかに気持ちを書き殴らないと寝られない。
※あと今ネット漁って知ったのですが、加害側の夫婦、実の夫婦でもあるみたいです！！😳
