面白いとか良かったとか素晴らしいとか、映画を褒める言葉は数あれど、もうシンプルに大好きな映画でした!
会話してるシーンが好き、映像の作り方も好き。
親子なんて呼ばれる血のつながった2人の人間の話で、配信系ミュージシャン(?)のジギーは気になるクラスメイトが政治的な話をするのを聞いて、なんとか仲良くなりたい。シェルターを経営するエヴリンは新しくやってきた親子の、優しくて頭が良い息子をなんとか大学に行かせたい。2人の頑張りがいじらしくも恥ずかしく、どんどん空回っていくのが面白くもおかしかった。
自分が思う幸せの形を相手に押し付けることは、その人にとって幸せとは限らない。邦題がとても素敵で、ストレートに伝わってくるものがある。
ジギーキャットの歌う曲も面白くて、劇版はA24御用達のエミール・モッセリだと知って嬉しかった!
2024年 8作目