このレビューはネタバレを含みます
ただただ好きだ、この余韻。
映画を終えて家に帰るまで残るものがある。アーサーの言う通り物語ではあの2人は駆け落ちするのかもしれない。でもそうはならなかった。もしも…が叶ったら僕は君を好きになっていなかったかもしれない。2人の中で何かが終わったラストシーンは美しかった。
イニョンの使い方も良い、来世では、なんて返しがロマンチックすぎる。
前日のノラとアーサー、メリーゴーランドの前、3人でバー。長尺のシーン全部良かったなぁ…。言語の違いで疎外感を演出するのも凄いなぁ。あと変わってないことを確認するのに「今はどの賞が欲しいの?」と尋ねるところも好き。
2024年 42作目