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僕らの世界が交わるまでのZのネタバレレビュー・内容・結末

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

土曜だが例としよということもあってか客入りはまばら。
第一印象はフィン・ウルフハードの脚ほっそ。なんの気無しに観てたら、反抗期とは言わないまでも思春期特有のというかこの年代にありがちの些細なことで親マジうぜーって思う息子と、自分がこうあって欲しい息子像を押し付けてくるような正論振りかざしてくる母親(お節介ババア)だなあ、仲睦まじいわーって感じやったが。2人の言い争いとかどっちも子供過ぎて面白い。パパ…。まあ親も大変よなってのと、息子も青いなあってのとで、分からないんだけど分かるような気もする感情に。気になってる女の子に近づこうと必死なのはかわいいじゃない。ポエム〇〇はさすがにやばい、究極系ですわ脱帽。てか、エレベーター待ちで雑談しただけで、私クビですか?って言われるってどんだけ怖がられてるねん笑。ジュリアンムーアがちょっと職場の人とも距離があるのかなと思わせる、あの奥に抜ける通路?のカットも印象的に、何度か出てくる。理想の息子を見つけた!と言わんばかりにシェルターにいるいわゆる好青年っぽい子を可愛がるが、その顛末は何とも、。息子が食べなかった夕飯持ってくとか、アルミホイルに包まれた皿が行き帰り2度にわたって無言で語りかけてくる。自分が良い子にならなければシェルターから追い出されてしまうんじゃないかみたいなことも想像していたことだろう。胸が痛い。母親がそうか自分のエゴを押し付けていたのか、実の息子にも、とおそらく気付いた瞬間そう信じたい。息子とその青年が同じ学校でニアミスする演出も好き。まさかのヨッとも。漸くお互いが相手に歩み寄ろうとしたラストには感動、息子から訪れてるとこもよき。
B 配信ライブ
E シェルターに来た息子と対面
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