ザ・ホエールのノクタンのレビュー・感想・評価

ごく限られたシチュエーションの中にとても豊かな映像表現が満載。チャーリーの孤独感やある種の諦めが残酷なほど生々しく映し出されていた。ラストの神秘的な演出も非常に印象深い。

そしてやはりなんといってもブレンダン・フレイザーの鬼気迫る熱演。特に感情に任せて過食するシーンの表情の迫力ね。
主人公に限らず登場人物みんな人物造形に厚みがあるので、その分、役者陣の演技合戦も見応えがあった。