全てはエンディングへ向けて進む。ダーレン・アロノフスキー監督の「レスラー」や「ブラックスワン」がフラッシュバックする。
8年前、彼氏のアランを選び、家庭を捨てたチャーリー。アランを亡くしたことにより、その心の傷を埋めるかのように過食を繰り返す。
自分の選択が失敗だったと認めることがいかに難しいことか。出来ることなら、過ちを考えることなく過ごしたい。
良かれと思って行動したことが、結果として自分勝手な行動になってしまうことはよくあることです。
治療を受けることを拒否し、お金を娘に残すことが最善であったかは分かりませんが、チャーリーの魂は救われたと信じたいエンディングでした。
部屋の中だけで進むストーリー。飽きさせない脚本、ブレンダン・フレイザーらキャストの演技。お見事です！
