『レクイエムフォードリーム』の監督と聞いて納得。観てるこっちが目をそむけたくなるシーンがたくさんあるけど、正面から向き合えば自分の心に優しく語りかけてくれる映画。※レクイエムは胸に糞を塗りたくられるだけ
主役のブレンダンフレイザーはA画ハ◯ナプトラ黄金のフェ◯ミットの"原作"に主演した人気者。つまり日本でもパロられるく大ヒット。ゆえ当時のハリウッドの羽振りのよさを察すれば、さぞ浮世離れした生活をしていたに違いない。
しかし、干されて一般人になりかけた事で、逃げる事ができない現実と、身も心も沈み込んでいく空間で生きる事はどうゆうことなのかを、説教ではなく共感で表現した素晴らしい俳優だと思う。
30代一般人(自称)の私にはこれくらいしか受け止めきれなかった。けど死がちらつく経験や後悔し続ける毎日を過ぎる人が観ると、心に刺さるトゲに必死に耐えた後何も満足感えられねぇって胸糞レビュー書くか、開始5分で観るのやめるかのどちらかだろう。
でもこのお話はその2択で終わらせたら悲しい。ただ悲しいよ、しか言えない。
でもその先には弱い人間なりに考えた"出口"が確かにあるから、観てみて欲しい。疲れたらパロ観て今作冒頭のブレンダンフレイザーからやり直せばいいからさ
