このレビューはネタバレを含みます
密室劇。主演と掛け合いしていく4人の来訪者。それぞれが抱える怒りと哀しみと後悔、宗教的葛藤と倫理的葛藤。
受け入れがたい言葉に背を向ける動作や、肩に手を置くのを躊躇する手の動き。彼らの所作、一挙手一投足から様々な感情が読み取れて目が離せなかった。5人とも素晴らしかった...。
チャーリーにとっては過食とは自傷行為そのものなんだな。なんと痛ましい食事シーン。
チャーリー以外はみんなぐるぐる部屋の中を移動していくのですごい舞台劇っぽいと思ったら本当に舞台が基なんだな。
ラスト、エリーが出て行こうとする時に開いたドアから差し込む光の眩しさったら!