作風やストーリーは70年代グラインドハウスのエクスプロイテーション映画。なのでその雰囲気を楽しみ、深みを期待するものではないだろう。78分でサクッと見られる。
タランティーノが「ジャンゴ」でネタにしていたように、外が見え難すぎて明らかに戦闘力を削いでいるKKKの頭巾が気になるところ、そりゃ逆襲されて皆殺しにされるよな、と思ってしまう。それほどにKKKの扮装は滑稽なんだよね。「逃亡先はちゃんと確認してから使うように」と注意する弟には笑った。
アクションシーンは夜を避けて真っ昼間どうどうと見せるところは好感度高し。アクションにもう少しアイデアがあればねぇとは思った。この手のB級映画の割には楽しめました。