欧州らしいグロテスクな寓話。
最初の展開では、少女の女性としての成長を描いた作品かと思った。つまり、初潮を迎え、嘔吐などの摂食障害を経て毒親から独り立ちする女性の成長を描いていて、卵から生まれるクリーチャーは想像の産物だと思った。だって、クリーチャーがあまりにもクリーチャーだったからさぁ。しかし、やっぱり想像ではなくてクリーチャーだったw
ただ、寓話的なのはその通りで、描きたかったのはカッコウの「託卵」という行動かな。
ゲロとか犬の死体とかまあ欧州らしいグロは満載。毒親っぷりも迫力の演技で演出されていて、ラストもやっぱり欧州らしい。良くも悪くもヨーロピアン!!