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ハッチング―孵化―のDAIのレビュー・感想・評価

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)
3.4
北欧フィンランドに暮らす少女が見つけた謎の卵のふ化をきっかけに、
誰もがうらやむ幸せな家族の真の姿があぶり出されるホラー。主人公を約1,200人のオーディションから選ばれたシーリ・ソラリンナ、自分の理想を家族にも強いる母親をソフィア・ヘイッキラが演じるほか、ヤニ・ヴォラネン、レイノ・ノルディンらが共演する。監督は短編などに携わってきたハンナ・ベルイホルム。サンダンス映画祭で上映されたほか、ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭でグランプリを受賞した。

北欧独特の空気感とノスタルジックな雰囲気が
おとぎ話のようなカンジでとても良いです。
しかしこの卵から孵化するのは、
おとぎ話からは程遠いグロテスクな生き物
それが一体何なのか?どこから来たのか?
そういった詳細については一切分かりませんw

この映画はそういった事よりも、
幸せを装う家族の裏に抱える闇。。。
自分の承認欲求やプライド、
醜い人間の感情を表現してます。

まぁそうは言ってもそれによって起こる悲劇に関してはホラーそのものなんですけどね。
他にも特筆すべきはオーディションから選ばれた主役のシーリ・ソラリンナ!
まさに妖精ともいえる佇まいやビジュアルは
この映画に確かな深みと謎の説得力を与えてくれてます。
今後も楽しみな女優さんですね〜
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