あまのうずめ

はい、泳げませんのあまのうずめのレビュー・感想・評価

はい、泳げません(2022年製作の映画)
3.0
大学で哲学を教える小鳥遊(たかなし)雄司はおじの漁船から落とされて以来泳ぐのはおろか水さえ怖い。大学の掲示板でスイミングスクールのポスターを見て、ある理由からコーチの薄原静香から泳ぎを習うことにする。


▶︎前半はコメディタッチだが後半は喪失と再生の物語になる。大事な家族を失ったものとして共感し沁みるテーマではあった。

小鳥遊の知性についての教鞭はワクワクしたが、作品を通して全体的に重みが無かったのが残念。

綾瀬はるかの泳ぎが美しかったのが印象的だった。