フォロワーさんが何人も観ていて、クリップしていた作品。
自分一人では探し出せなかったと思う。
ここでこういう素晴らしい作品に出会えることに感謝。
とても良かった。
コメディとなっているけれども
とてもシリアスで心が痛むストーリー。
自由の国だ、ポリコレだというアメリカ。
ディズニーが有色人種を無理やりもともと白人の設定のお姫様に仕立て上げたところで
この映画の中の彼らが現実。
警察に通報したら、有色人種だと言うだけで疑われ、銃を向けられる。
そりゃあ説明すれば分からなくもない(ここも疑問だが。)けれども
とにかく第一印象はこうなんだね。
クンレとショーンは黒人、カルロスはラテン系。
それだけでアメリカ社会では心の奥底に染み付いている差別を恐れながら生きなければならない。
諦念しているショーンに比べて、恵まれた環境で育った努力家のクンレにはまだ、差別への恐れが無かったのに…
ラストシーン、幸せそうな子供っぽい笑顔のクンレの表情が一瞬止まるところに
やりきれない痛みを感じた。
変な邦題だからスルーする人が多いかもしれないけれど、ぜひ観てみて欲しい。
追記:
あちらでは蘇生マッサージの時は『ステイン・アライブ』でリズムをとるのね!意味も意味だし、サビでハモるし笑えました。
ちなみに私の勤めている保育園でマッサージ練習する時は『アンパンマン』のリズムでと言われます☺️