第四の壁を突き破ってくる“ホームズの妹がいた”シリーズ第二弾！ちょっぴり大人になったエノーラが探偵となって初めての依頼に挑む。テンポの良さ、アクションの鮮やかさ、ホームズお馴染みのあの人の登場など盛りだくさん。
前作までのミリー・ボビー・ブラウンは『ストレンジャー・シングス』でブレイクほやほやで、まだ少女のままって感じでしたが、今回は完全に大人の女性になっていましたね。
もちろんエノーラとしてのキャラの可愛らしさは維持しつつ。
デュークスベリーとの恋愛も一歩踏み込んだところもあり、“シリーズ映画”として楽しむにはとても良い土台が出来上がってきたなと。
今回はモリアーティやワトソンも登場したことで、次回作以降への期待も高まりました。
エノーラは今回の話を通して“自立”しようと奮闘するわけですが、本当にすごい人はチームを作り上げる、それを母ユードリアから教えられるわけですね。
孤軍奮闘でうまくいかない、だけど信頼できる協力者たちが周りに集まってくる、そんな人を集めて束ねる力こそが本当に強い人なんだと。
シャーロックとの協力関係を築いていく模様も熱くて、次回ワトソンがそこに加わるって考えたらワクワクしてきました。
〈キャスト〉
エノーラ・ホームズ(ミリー・ボビー・ブラウン)
シャーロック・ホームズ(ヘンリー・カヴィル)
ユードリア・ホームズ(ヘレナ・ボナム＝カーター)
レストレード警部(アディール・アクタル)
テュークスベリー子爵(ルイス・パートリッジ)
エディス(スージー・ウォコマ)
ミス・トロイ(シャロン・ダンカン＝ブルースター)
グレイム警視(デヴィッド・シューリス)
ジョン・ワトソン(ヒメーシュ・パテル)
※2022年新作映画152本目
※2022年自宅鑑賞203本目
