ナイトライダー

私は世界一幸運よのナイトライダーのレビュー・感想・評価

私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)
2.2
問題提起系映画としてメッセージ性強いし、かなり良いデキだと思う…が、女性のための映画かな。
Me tooとかBLACK LIVES MATTERとか移民問題とか、特にアメリカ系の良く言えば問題提起、悪く言えば政治的・思想的、もっと悪く言えば刷り込み・プロパガンダ的映画はその主張内容の是非に関わらず、あまり好きになれない。というか、単純に映画の世界にのめりこめない。
現実と映画がリンクするのは悪くないんだけど、プロパガンダがちらつくとちょっと冷めてしまうかな…

◎上司はサイコーにかっこよかった。
△主人公が実はやばめのサバイバーかと期待したけど(ホラーとかサスペンスの見過ぎ)、ただのヴィクティムだった。
△あの程度で銃乱射事件を起こす、ティーンエイジャーの気持ちが全然分からんくなってしまった。
×ラストで「束の間の名声」って言われてたけど、実際そうなんじゃないか、あのネタで売れた一発屋で終わってしまわないか、と思いながら観てたからそっちに共感してしまった。

我が子には、無償の愛と信頼を。という気持ちにさせてくれたのは良かった。