ベカオースター

スパイダーヘッドのベカオースターのレビュー・感想・評価

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)
3.0
ジョージ・ソーンダーズ短編集「十二月の十日」収録の原作は新薬投与で感情をコントロールされる被験者目線の一人称の近未来寓話で、クリス・ヘムズワース演じる科学者は映画オリキャラ。性格や独自エピソードで肉付けされている分、小説のインパクトがボヤけた印象。もっと刈り込んでSF連ドラの一話でもよかったんではないかなあ。しかしジョセフ・コシンスキー監督はマイルズ・テラー好きですな「オンリーザブレイブ」「トップガンマーベリック」に続き三作連続。原作本がカメオ出演してます。