解釈する余白を残してるけど、観た人がちゃんと同じ答えに辿り着くような理想的な映画でした、、
帰り道に反芻して反芻して、やっと噛み砕けた気がします。
「僕は本の渡し方を知らないから」というセリフ1つで、
愛を貫くと覚悟することの難しさを考えさせられたりと、言葉が少ない分重みが。
愛の形、自由、本当の居場所とか
美しく美しく描かれがちなテーマだけれど
この映画は、すごく血の通った物語でした。
運命的な純愛、美談として同情を煽るのではなく、
お互いに愛おしい、近づきたいと思ったら
それを表現するのは当たり前でしょ?という前提を伝える感じが、私はとても好きでした。