ドイツの憲法175条。
廃止されたのが1995年て!
つい最近じゃないですか!
何の罪も犯していないのに、存在するだけで罪人とされる絶望感。
気まぐれに決められた法律で人生が滅茶苦茶になる理不尽さ…
ハンスは人を愛せる人だし、面倒見もいい。
なのになぜ。
法ってなんなんだろう…人ってなんなんだろう…ってずっと悶々とした。
時代によって罪じゃなかったり罪になったり、気に入らなければ人種によって…
ハンスは別に175条撤廃という自由が欲しかったのではなく、自分が好きな人をとことん愛し抜き、自分を愛してくれる人にてことん愛される自由が欲しかっただけなんだろうな…
「男と愛し合う」こと自体が目的な…
『大いなる自由』は、自由とは何かを問う映画というより、法によって人生の時間を合法的に奪われた人間の映画だった。
ハンスは、ドイツ刑法「§175」によって、愛するたびに犯罪者にされる。外の世界に出て…
本作の主人公は「ゲイとして生きる」と、常に腹を括っている。
当時の西ドイツ社会ではとかく性愛への傾倒ばかりが取り沙汰されやすい生き方だったかもしれない、しかしとにかく彼は、自分に嘘をつくことを潔しと…
フランツ・ロゴフスキは『希望の灯り』でも強く印象に残ったが、本作でさらにその凄みを実感した。多くを語らずとも、視線や佇まいだけでハンスの孤独や諦めきれない感情が滲み出ていた。
第二次大戦後のド…
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