ハンスの生き様が静かでありながら力強い。
ゲイである、という属性ではなく
自由に愛するという実践を描いている上で、
個人が自由に考え、行動できる権利を擁護する考え方が、リベラリズムであって欲しいが…
明るい作品という訳ではないのに、何故こんなに心が温かくなるんだろう。愛の難しさ。
外ではただの何でもない自分、愛はなくて欲望のみ。暗くて鬱屈としているあの閉鎖的な内の空間ではいろんな愛があり、ハン…
抱きしめるという行為が含む愛の大きさに泣いてしまう。
人を好きになる、愛し合うということが苦しみを生み出す世界を生き抜いてようやく自由を得たハンスが、はじめて罪を犯すのは、また大切な人のためだった…
ハンスの高潔さに深く胸打たれた。
愛は彼にとって自由よりも遥かに意味のあるものだった。
セリフが少なく、沈黙が主な映画。それでも心に強く訴えかけてくる。特にハンス役であるロゴフスキの演技が素晴らし…
ゲイが法律で禁じられていた時代の話でした。うーん、法律で禁じる、それは本当に悪法だと思います。それよりも小児性愛の神父達を投獄したらいいのに...。同意の上で大人同士なら別に自由なのに。と、話はそ…
>>続きを読む公衆トイレ、刑務所、独房、中庭と常に閉鎖的な場所でしか物語が展開しない中で、その閉塞感を登場人物たちが受けている理不尽や疎外感として描きつつも、画として飽きさせないような映像の工夫というか探求心みた…
>>続きを読む「大いなる自由」を手に入れたはずなのに、自分が求めていたのはそれじゃない、そういうことじゃない、って事ですね。それはもう愛だと思う。
割とハードな描写が多発するのがちょっとしんどいし、ずっと牢屋で暗…
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