シドニー・ルメットが監督を務めた、1974年公開のミステリードラマ。
・2017年のケネス・ブラナー監督版でミステリーのオチは既に把握済みなのに、演出やトーンがそこそこ違うこともあって今回は今回でめちゃくちゃ楽しめた。
・当然ながら音楽、撮影、美術、衣装など全てが「オールスター映画」として華々しく演出されているので、出てくる役者のほぼ全員に親しみが無い自分でさえ本作のオールスター映画感は十分堪能出来る。
・一部代役による追加収録が気になりはしたものの、やはりこういう映画は吹替版で観たくなる。
ケネス版との比較だけでも随所でかなりの違いが見られたので、アガサ・クリスティの原作小説もより一層参照したくなりました。なおケネス・ブラナーは早くも3作目の制作を進めているということなので（『ナイル』も結局見逃しました）、次作までには原作小説や過去の映像作品も色々予習しておこうかと思います。
ついでに言えば『ベルファスト』も見逃しました。
