とにかく音楽が不気味ぶきみ。調和の取れない旋律が、不安感を通り越し心地よくなる麻痺。
セットや字幕がかわいい。ティムバートンみたい。
いや明らかにバートンが後だから、きっとこの映画に影響を受けたのだろう。でもやっぱりチェザーレがシザーハンズに見えてしまう。笑
まだ映画自体の歴史も浅かったこの時代、どれだけ斬新で画期的な作品だったのだろう。
そう、芸術にルールなんてないんですよ。表現したいことをやろう。
ただストーリーは完璧にまとまっていなくてなんだか奇妙だった。最後まで不調和で、チェザーレの美しさ含め不思議な魅力に溢れた作品。