Eita

カリガリ博士のEitaのレビュー・感想・評価

カリガリ博士(1920年製作の映画)
4.0
歪んだ世界や登場人物の不気味な歩き方・動き方、そして最後のオチへと繋がる物語をモノクロ調で描くとまさに悪夢。いつだか、自分の言っていることが全て病気に還元されてしまい、誰にも信じてもらえない悪夢を見て、捕まえられて病院送りになるというところで声を出して跳ね起きたことがあるのだけど、そうした精神的に堪える類いの怖さ。もし現実で似たような目に遭ったらたまったもんじゃないと思う(現代からすると、偏見助長の可能性もあるので、鑑賞者側のリテラシーも必要かもしれない)。
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