将来、山（もしくは山の一部の土地）を買いたいと思っている。
そのために最近森林再生について勉強をしているので、ちょうどタイムリーに良い題材となるドキュメンタリーに出会えた。
監督は普段は雑誌の編集をされている前田せつ子氏。
今回初めてカメラを手にしてドキュメンタリー制作に挑戦。
鑑賞後に、ご本人と製作に携わったスタッフとの対談を聞いた。
何百時間にも及ぶ取材・撮影の後、周りの経験者スタッフに助言を頂きながら約１時間半という尺に凝縮する編集作業の大変さや苦悩の話が印象的だった。もっと経験を積んでいつかもっと磨きのかかったディレクターズカットをつくってほしいな。
「風の草刈り」など共通の言葉や考え方もちらほら登場した。
けれど大きな違いは本作に出てくる、「環境再生医」とも呼ばれる矢野さんはあくまで造園技師として自然と接していること。
造園技師である為クライアントの要望に応じて最も自然と調和のとれた庭や土地屁整えるのが仕事で必要に応じて重機も駆使しながら進める様子に、「ナウシカ」はちょっと言い過ぎに感じるのが正直。
森林再生について教えて貰っている、森林再生を生業としている先生がこの作品を何を思うか聞いてみたい。彼女の方がまだナウシカと呼ばれるのに相応しい。きっと。
