Yoshmonさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshmon

Yoshmon

人を成長させるのは、
人に会う、
本を読む、
旅をする、
この3つ。 by 出口治明

映画はこの3つを凝縮させたようなものだし、同等の価値があると思う。

外資系メーカーに勤める20代社会人。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.4

初鑑賞。
なるほど、万人向けの作品。

時に人生において挫折に直面する。

決して思い通りに行くことばかりじゃない。

絶望を味わうことがある。

それでも周囲の誰かのために努力してきた人には、いつか
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奇跡の人(1962年製作の映画)

4.3

一見すれば、特に今日のご時世、子どもへの虐待とも読んで取れる、サリバン先生の徹底した教育への姿勢。

でもヘレン・ケラーへのサリバン先生のそれは今日の私たちの理解の幅を超えた愛の行為。

生後一年ほど
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ラサへの歩き方 祈りの2400km(2015年製作の映画)

4.0

圧倒された一本。

ドキュメンタリー風に制作された、フィクション作品。
フィクションだと知らずに鑑賞していたので、最初は気がつかなかった。けれどカメラワークの要領の良さが時折垣間見え、あれ?あれ?って
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

ボリウッドは新しいジャンルとして、見事に開拓されてるね。

アクションでもあり
ミュージカルでもあり
ヒューマンドラマでもあり
ロマンスでもあり
コメディでもあり(?)
ファンタジーでもある
大河小説
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草原の河(2015年製作の映画)

3.6

いつかの記録。

残る印象を頼りに。

初めて日本で公開されたモンゴル発の作品。

出演している人たちはもともと役者・俳優を職業としているわけでない素人による演出。
しだがって、だからこその自然な演出
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ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.8

観てよかった作品。

Miss Sloaneとは打って変わって、無防備な役柄を演じたジェシカ・チャステイン。
もう、あまりにも無防備でギャップがすごい。

ドイツに侵攻され占領下となったポーランドで、
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

2度鑑賞。

1度目は二子玉川でIMAX 2Dで。
2度目は目黒シネマでワンダーウーマンとのセット鑑賞。

クリストファー・ノーランの作品の数多きファンのひとりであるが、なかなか上手くまとめられず後回
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

いつかの記録。
いつかの記憶。

自我も積み重ねた常識や法則もない子ども時代には、物事の善悪は大人以上に鋭く”感じ取る“もの。そして揺れるもの。

僕にも辛い時期があったからよく理解できる部分もある。
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.7

初のアレハンドロ・ホドロフスキー作品の鑑賞。

どちらかと言うと綺麗目な作品を好む私だが、その意味では色彩豊かで芸術性に富む画は素晴らしい一方で、あからさまな露出が多くキリスト教が多い母方の親族に影響
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

周りで高評価を受けていることに影響されて鑑賞。

微妙な評価ならもしかしたら映画館へは観に行かなかったかもしれない作品だったけど、ほっこり良いお話だった。

何よりメアリー役のマッケンナ・グレイスの子
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

3.6

いつかの渋谷はイメージフォーラムで、ロシア文化に親しんで育ったカザフスタン人の友人と鑑賞。

ユーリー・ノルシュタイン監督特集で収録されていた6本のうちの1本。
お恥ずかしい話、その6本の中での数少な
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

原題"The Other Side of Hope"
初のカウリスマキ監督作品の鑑賞。

The other side of hope.

主人公のシリア人カーリドは外出している間に、空から降ってきた
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不都合な真実2:放置された地球(2017年製作の映画)

3.7

仕事人としてのアル・ゴアの顔を見ることが出来た。

アメリカ合衆国の副大統領として、その当時より地球温暖化に伴う地球にもたらされる自然に対する歪みと命のリスクを提唱し続け、政治の世界から身を引いて今尚
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.8

アメコミヒーロー作品は実は結構観てるけど、何気に初めてのレヴュー。

マーベルと比べないのも、1つの見方なのかもしれないけど対抗意識は見て取れるよね。

そして急ぎすぎ感がある。マーベルはアヴェンジャ
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.8

米スタジオライカの描き出す古きよき日本を舞台にしたお話。

子供の視点から見ると、3つの武具を揃えなくても三味線で最初から勝てたようにも見えるけど。
しかしこの作品で描いているのは、クボの旅の道中での
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.2

重い。

こんなにズシリとくるのは、久しぶりな感じ。

娯楽向けの作品ではない。
けれど誰しも一度は観るべき、マストな一本だと思う。

「行為」は時に批判されるものだし、軽蔑されることもある。
- そ
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.4

とても良かった。
その世界観に没頭して、鑑賞することが出来た。

世界初、ペインティング・アニメーションで描かれた作品。

この作品を作るために、
まず俳優たちが演じた実写映像を撮影。
公募で集められ
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

恵比寿ガーデンシネマで一般公開初日に鑑賞。

その名はよく耳にする。
彼の音楽もよく耳にするし心に残ってる。
しかしその人の人となりを恥ずかしながらよく知らずに…。

そんな状態で鑑賞。

鑑賞後のト
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

アメリカでの黒人差別を取り扱った作品の中では、比較的きれい目な作風だと感じた。

この作品はさらに「黒人差別」に加えて「男女不平等の性差別」を加えてる。
実力社会と言われる欧米の社会において非合理的な
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ソニータ(2015年製作の映画)

4.0

まずはこちらを↓
https://youtu.be/n65w1DU8cGU

この動画を見ればホンモノ(スラムダンク用語)であることが分かるはず。

鑑賞前は半信半疑で、単なるごっこぐらいなものかと思
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みんなの学校(2014年製作の映画)

4.4

Teach For Japan共催というかたちの、いつもと違う恵比寿ソーシャル映画祭にて鑑賞。

大阪は大空小学校にスポットを当てたドキュメンタリー。

他の学校が匙を投げた障害のある子どもでも、
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

"Carpe Diem".

ロビン・ウィリアムズの死を知った時に、頭に浮かんだ言葉。

きっと僕だけではないはず。

フラバーみたいなコミカルで愉快な作品も思い出にあるけど、ロビン・ウィリアムズをR
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

現実と非現実(幻想)がバランス良く絶妙に織りなしていて、とても好きな作品の一つ。

独裁主義政権とそれに対抗するゲリラによる内戦が続くスペインが舞台のお話。
戦争で父親を亡くし、母親は独裁主義政権に仕
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.4

"It's not your fault."

この言葉がただの言葉でなく、その「意味」が乗っかる時。

それを言ってくれる相手が単なる形式的な関係でなく、その痛みを互いに理解できる関係だったこと。
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.0

こういった雰囲気の作品が好き。

普通なら交わるはずのない2人の運命が、交わり生じる化学反応。

一方は決して不幸ではないが恵まれない環境の下で生きる黒人少年。

もう一方は小説家として世に出したたっ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

”猿の惑星”3部作、完結。

そして、ストーリーは”元祖”猿の惑星へ繫がってゆく…。

元祖一作目を観た人ならご存知の通り元祖で登場する人間は言葉を失っているが、そこに繋げるためのストーリー設定にまた
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

ジブリを見ながら育ってきて、これまでの特に古い作品に対してはなかなか甲乙つけるのは難しいのが正直なところ。

だけど強いて言うなら、”千と千尋の神隠し”がとても観やすい万人受けする大作としてもちろん僕
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.7

ソング・オブ・ザ・シーよりもこちらが好きかも。

ぱっと見、日本昔ばなしと共通した空気が流れてる。

アイルランドの国宝になっている”世界で最も美しい本”「ケルズの書」の誕生に纏わる伝説がストーリーの
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.6

"風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
コツコツ、ゆっくりと。"

観てよかった。
というかありのままの人生を見せてくれて、ありがとうと感謝したくなる。
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.4

この時代に先駆けとなる名作。

映画を観た、もっとも古い記憶に残る作品の1つ。

幼稚園の時にお母さんお手製のディズニーの衣装を着て、立派な芸術劇場で踊った記憶もあるな。(僕はメリー・ポピンズじゃなく
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.9

観ていて不快に感じた部分は無いと言ったら嘘になる。

外から客観的に見れば、事の善悪は分かるもの。

この作品では1940年代のスウェーデンにおける、ラップランドに住むトナカイの放牧を生業としているサ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

”ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!”
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。

完全版を前半後半に分けて、上映しているようだったけれど、後半を観る時間が無かったため通常版を一本(約三時間)で鑑賞。

何だろう
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オラファー・エリアソン 視覚と知覚(2009年製作の映画)

3.3

いつかの記録。

芸術は難しいと再認識した作品かな。

"芸術とは答えのない問いに対して、自分なりに問い詰めて1つの解を生み出すプロセス"

こんな描写も的を射ていると思う。

ニューヨークの街全体を
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.7

ごく普通の子供達が、死線を越えるために自らの足で国境を越えるお話。

映像の描写に過激さはなく、誰にでも観られる安心感がある。

でもストーリー自体はファニー以外は実在した特定の人物は出ないにせよ、ナ
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ツォツィ(2005年製作の映画)

3.7

身を置く環境の違いによって、人の「考え方」を制限、もしくは形作るかもしれない。

でも心の奥底の、本質のところは不変なもの。

この作品から僕が受け取ったメッセージ。
*****
強盗して奪ったクルマ
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.9

名もなき兵士の犠牲無くして、世界の情勢は変わらないのか…。

こういう作品を見るとつくづく自分は兵士には向く人間ではないと感じてしまう。勇気を失ってしまう。

兵士の職務のひとつに駒として「死ぬ」こと
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