Yoshmonさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshmon

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ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

4.0

ずっと昔からそこにある歴史的建造物。

これまでもあったのだから、
これからもずっとそこにあり続ける。

きっと現場にいた人たちにも、同じ気持ちはあっただろう。

当然と思っていたことが、そうではなく
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

とても良かった。

ストーリーを事実とは異なる設定で脚色し過ぎかな?とも思ったけど、男性のさかなくんを女性のんが演じる絶妙なキャスティングといい、全体的にとても良かった。

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.8

小説や映画って、誰の主観でストーリーを展開するかによって見え方や感じ方って全然違う。

終始問題は精神を病んでいる息子だけれど
客観的に落ち着いて見れば、妻と息子を置いて若い女性と結ばれた父親こそ身勝
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Dr. Bala(2023年製作の映画)

4.2

自分の好き、やりたいことに一途に取り組んだお医者さんの軌跡。

こういった人の生き様を目の当たりにすると、自分では自分の好きなことだけしてる風に思ってても、周りに流されてる半端な自分がいて、なんだか情
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.8

クラシックを映画館の音響で楽しみながら鑑賞。

パレスチナなイスラエルと、歴史上のコンフリクトを抱えながら二つの国の若者たちが一つの楽団を目指すストーリー。

理想は理想。
現実は現実。

希望を持つ
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.6

謎の世界観に、
釈然としないまま観終わった。

こういう不可解な作品にも
難なく演じられる俳優陣の思いも、一度知りたい。

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

3.8

戦争に正義も悪もない。

事実と知りながらも、
選択肢はないとも理解しながらも、
なんとも不快な気持ちは拭えない。

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

3.7

いつか観た記録。

娘さんの、父親の足跡を辿るドキュメンタリー。

父親の詳細な足跡を事前下調べするのでなく、ドキュメンタリーもして記録しながら現在進行で進めるその勇気や行動力は素晴らしい。

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.8

資本主義だからこそ、抱く矛盾。

資本主義でなければ、逆にどのように対処すれば良いのだろう?

大学時代にこれを観て、ディスカションとかしてみたかった。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.7

いつか観た記録。

一作目がとても良かってので、今回ももれなく鑑賞。

一作目と比べてドラマチックにストーリーを脚色してて、少し興醒め。

でもネット時代の功罪。というか恐ろしさを今回も見せつけられて
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sio/100年続く、店のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

料理に熱意持てる人って羨ましいな。

仕事熱心、描くビジョンに一直線。
ミシュランを獲得してからも勢いを止めずに、新店舗を次々に拡大オープン。

量と質を無理無理に比例させようと頑張る姿。

鬱になる
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

年末パリへ行ってきたばかりで、観たので懐かしみながらの鑑賞。

暖かな、良き作品。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

いつか観た記録。

不思議なクリエイチャーと、不思議なストーリー。

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.8

お気に入りの映画館で。
仕事帰りに、シネマ独り占め状態で鑑賞。

作家やアーティストは、生前に評価されることは運次第。

なんら特別ではない、むしろ親を困らせてばかりの息子と、親としてその息子と一生懸
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

正直、前作観てないけど、それでもその世界観や迫力の演出・映像は楽しめる。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

今年観た中で、確実にベストスリーに入る。

原作は読んだことないけど、漫画では描けないであろうジャズを体感出来る。

その熱量も、努力も失敗も、感動も、全部の気持ちがひとつながりになるクライマックス。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

世間の評判とは裏腹に、全然相性良くなかった。

映像も音もストーリーも、ノイズが多すぎて疲れた。

RRR(2022年製作の映画)

4.3

連休明けの仕事終わりに観たのが失敗。
エネルギー切れで、途中寝落ちた。

2度目のトライでようやくその素晴らしい、てんこ盛りで、これぞボリウッド!というストーリーの一部始終を観れた。

インドもいずれ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

マルチバースの次は、ミクロの世界で同じような世界観を展開させる作品。

エンタメ作品として楽しめる。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

ケイト・ブランシェットという熟練した、最盛期の俳優の圧倒的な演技力を目の当たりにさせる、そんな作品。

社会人になって、過度の情報、出来事や感情に押しつぶされそうになってからクラシックを聴くようになっ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.9

安定のエンタメ性。

でもそろそろマーベルを卒業する頃合いなのか、と自身に対して残念に思える気持ちも出てくる。
世間の評価ほどには、この作品から受けるものは無かった。

犬王(2021年製作の映画)

3.6

異彩を放つ、日本アニメーション作品。

好きな人が集まって作り上げた。
ひしひしとそれを感じる出来。

馴染み無い僕には、パフォーマンスの時間が幾分長すぎに感じたかな。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.9

誰しもいずれかの作品で彼の音楽を耳にしたことはあるはず。

個人的に未だ観たことのない作品も数点あったので、これを機会にトライしてみたい。

一番好きな作品は海の上のピアニスト。
それこそエンニオ・モ
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チョコレートな人々(2022年製作の映画)

4.0

「人生フルーツ」の東海テレビドキュメンタリー製作陣による作品。

子どもの頃は、誰もが無邪気。
取った行為の結果が、良くも悪くも。
大人になって、その頃の記憶だけしっかり残っていて、のしかかる後悔。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

安定の画の美しさ。
ストーリーは可もなく不可もなく、な印象。
なぜこの作品を描くに至ったのか、作者の意図や経緯も知りたい。

自然災害「地震」に対抗しようにも、人間の努力など地球規模でみれば無に等しい
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

最高の山王戦をアニメーションで鑑賞するという贅沢。
題材はスポーツだもの、動画で観た方がその臨場感やバスケットならではのクールでダイナミックはプレイは直に伝わる。

一方で約2時間の尺に、原作マンガで
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

ドイツで鑑賞。

1度目、開始1分後に静止。
2度目、同じところで静止。
3度目、5分後くらいに静止。

良いところで止まるなよと念じながら 、4度目でようやくスムーズに最後までいった。

アバターな
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

チャドウィック・ボーズマンを偲ぶための作品。

国王ティチャカ、ブラックパンサーを演じていた俳優チャドウィック・ボーズマンが癌で亡くなった。

きっと本当は違うストーリーが構想されていたはずだけど、彼
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杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦(2022年製作の映画)

4.2

将来、山(もしくは山の一部の土地)を買いたいと思っている。
そのために最近森林再生について勉強をしているので、ちょうどタイムリーに良い題材となるドキュメンタリーに出会えた。

監督は普段は雑誌の編集を
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.9

アンネの日記に登場する架空の友人キティー。
ある日当然、現代のアムステルダムにキティーが目覚め本当は存在しない彼女の視点から、紡ぐアンネの人生。新鮮で興味深かった。

今も戦争が続いている。
遠い国で
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モービウス(2022年製作の映画)

3.7

いつか観た記憶。
人間の健康のため科学を駆使して、自然との境界線を超えた結果生じた産物として超人となるありきたりの設定で生まれたマーベルのヒーローのひとり。

コウモリが一つ重要な要素となるので、最初
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ミューン 月の守護者の伝説(2015年製作の映画)

4.2

好きな作品だった。

昼に太陽と生きるもの
夜に月と生きるもの
その狭間に生きるもの。

月の守護神と、太陽の守護神。
神話のようにも感じる、おとぎ話。
上質な子どもの時間。

絵(大部分は3D)のタ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

一番最初に観たバットマンは、クリストファー・ノーランのダークナイトシリーズ。

そのためか、だいぶクオリティー高い、成熟したバットマンを基準に観てしまったようで、駆け出しの社会人2年目くらいのバットマ
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.2

自宅でローマの休日を観て、
予習してから鑑賞。

何を隠そう僕も彼女にしかない愛嬌、魅力に惹かれた一人。

彼女のバックグラウンドはこれまで深く触れたことがないので、意外性と共に一途に愛を求める彼女の
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

娯楽作品としてとても楽しめる作品だとも思う。

ジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに代わり、結果ストーリーとの親和性は良かったのかな?ジョニー・デップはジョニー・デップにしか醸し出せない演出がある
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

観ていて楽しめたけれど、なんとなくこれまでのマーベルとは質が異なる。そんな気がした。

全体的にダーク。
スカーレットウィッチはアヴェンジャーズ全盛期と比べても、愛を求めるあまり、ストーリーを盛り上げ
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