Yoshmonさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshmon

Yoshmon

人を成長させるのは、
人に会う、
本を読む、
旅をする、
この3つ。 by 出口治明

映画はこの3つを凝縮させたようなものだし、同等の価値があると思う。

外資系メーカーに勤める社会人。

映画(168)
ドラマ(0)

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.8

ジブリの全盛期はすでに過ぎ去ってしまったように感じるのは残念だけれど、ジブリ作品は昔も今も単純に楽しいか、つまらないかの二択で選ぶものでもない。

僕のように物心ついた頃から、ジブリを観ながら育った人
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.3

正直、ストーリー性があって現在公開中の"カーキ色の記憶"よりも分かりやすく、集中して観ることが出来た。

映画っぽいと言う声も十分理解できるけど、鑑賞(インプット)の邪魔はしない。

時折挿入される映
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カーキ色の記憶(2016年製作の映画)

3.5

シリアの直近の状況悪化(アサド政権による化学兵器使用等)を受けての急遽の公開決定。

まず驚いたのは初回放映の直前に私たちの目の前で行われた製作会社アルジャジーラ・ドキュメンタリーと配給会社アップリン
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.6

『君の名前で僕の名前を呼んで』公開記念特集上映企画"すべて恋しき若者たち"の一本。

なんだかしょうもない気持ち。

愛に関して後付けの理由というか、自分の欲求に正当化を持たせる努力ととれる愛の哲学を
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

インド発、親子の感動スポ根ストーリー。

正直、インドを舞台にしたインド人製作の作品ではあるけれど見慣れたボリウッドテイストな感じはあまり受けなかった。

理由は2つ。

①シンプルなストーリー。
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

“Creative x Logical x Dimension”

...equal to “Interstellar”.

満を持してのレヴュー。
一番最初に観たのがいつかは覚えてない。
TUTAY
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.9

評判は良いけれど、近隣TSUTAYA3店舗の中で一番遠い店舗のみで取扱いあり、というもったいない事実。

10年も経たない、つい最近に実際に起こった人種差別が根にある哀しい事実を題材にした作品。

2
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大英博物館プレゼンツ 北斎(2017年製作の映画)

3.7

大英博物館にて昨年行われた展覧会”Hokusai: Beyond the Great Wave”。

その仕掛け人の中心人物、研究家ロジャー・キースと当博物館キュレーター ティム・クラークを中心に江戸
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

クリント・イーストウッド監督作品は若かりし頃に観たミリオンダラーベイビーがあまりに重くて、トラウマになってしまいイーストウッド監督作品を敬遠していた時期があったけれど。

ここ数年はアメリカンスナイパ
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

クーリンチェ少年殺人事件より、世界観を身近に感じて鑑賞できた。

昨年香港にプチ旅行した時に訪れた場所が登場したのが、きっと理由の一つ。

ストーリーは小説をそのまま映像に置き換えたような構成に感じた
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

観てよかった作品。
ピクサーに外れは無いね。

この作品を観ると、もっと良い人になろうと努力する気になる。
他人を慮ろうという気にさせてくれる。

流石はピクサー(ディズニー)というべき、死生観・生死
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.4

「絵を描きながら、あなたと暮らすのが私の幸せ」

美しい自然と、
美しい絵と、
美しい愛と、
美しい生き方。

モードの病を理由とした家族の彼女に対する処遇。現実は働かなくては食べていけない。その観点
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

ミュージカル作品は本来、スクリーン越しに見るよりステージ上で起こる生の演技を見るのが正。

故にストーリーはシンプルに単調なのが相場。
それ自体に問題は全く無い。

それにしてもイマイチ乗れない作品と
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

3月1日公開の観たい映画3本。

•Shape of Water
••The 15:17 to Paris

そして
•••Black Panther

どれを最初に観ようか迷ったけど、歴代マーベルシ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.2

子供の頃から、ジブリ作品というだけで無条件に好んで金曜ロードショウで放映されるたびに観てた記憶がある。

この作品は今となって思い返せば、意味の半分も分からず観てたお恥ずかしい事実。

歳を重ねるほど
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.7

いつかの渋谷はイメージフォーラムで、ロシア文化に親しんで育ったカザフスタン人の友人と鑑賞。

ユーリー・ノルシュタイン監督特集で収録されていた6本のうちの1本。

これも6本の中で理解できた数少ない作
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悲しみのミルク(2008年製作の映画)

3.5

鑑賞するタイミングはしっかり確認しないといけない。
仕事から帰って夕食食べながら見ようと、再生。

冒頭から食欲が失せる母親の悲痛な驚くべき歌声…。

一部始終、不安にさせる少女の静かな動向。

"怖
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

なんだろう。
たまに観たくなる、クセになる作品。

そこには野生動物社会が存在していて、ただその社会に順応しながらも野生本来の生き方を忘れられない父さんキツネ🦊が引き起こすひと騒動。

独特の世界観を
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ライフ・イズ・ビューティフル(1998年製作の映画)

4.5

お父さんの妻と息子を勇気付けようとする直向きさ。

恐怖も絶望も乗り越えた彼の努力が最後のドラマチックな戦車の登場に繋がったと信じれる。

前半はハートフルな恋愛コメディのような展開から、打って変わっ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

義務教育になっているのには、理由がある。

基礎学力を身につけるのは勿論だけど、それだけじゃない。

みんなで同じ場で学ぶことで、社会で生きる方法を学ぶ。

クラスで学級委員長と副委員長を決めて、
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.8

天才のみが抱く悩み、葛藤。

僕には無縁な悩みであるが、自身の中にあるアイデアを周囲に理解してもらうためには誰もがジャンプして届く間隔で飛び石と言う名の「ロジック」を組む必要がある。

その重要性を提
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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.8

まんまと製作者側の狙った罠にかかってしまった。
やられた。

中盤まで病にかかり寝たきりになった妻に、つきっきりで世話をする夫の姿に"きみに読む物語"のイメージを重ねたが…、、最後のどんでん返しに驚愕
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

ようやく初鑑賞。

世間ではかなり評判な本作。
正直言うとなかなか観て受けたものを言葉に書き落とすことが難しい。

結局レヴュー書けずじまいな"動くな、死ね、甦れ!"よりも腹落ちしたけど、似たものが内
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.8

想像していたよりライトな作り。
尺も1時間ほどと手軽。

きっと深刻な設定ほど重く受け取らないのは、ストップモーションというその画の作り方から来るもの。

それとあくまで当事者の子供たちの視点から捉え
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サファリ(2016年製作の映画)

3.7

あんなにも美しい野生動物を…。

彼らからすれば、アフリカに生きる野生動物は単なる血の通ったオモチャ。
野生動物に銃を向け抱く感情は、始終自分のこと。
一発で仕留められるか。
外したらどうしようか。
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坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async(2017年製作の映画)

4.4

坂本龍一の境地とは。

彼の奏でる音に耳を傾けながら、周りのオーディエンスの様子にも興味を持ちながら鑑賞した。

ご本人の周りを囲んでいたオーディエンスはどこまで理解していたのだろう。

バックグラウ
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

ますます警察に不信を抱くし

アメリカにも行きたくなくなるし

絶望に更なる絶望を見せつけられ

救われない気持ちになる。

それでも知って、直視しなきゃいけない現実。

知らないほうが幸せなことって
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.2

とても映画らしい、映画。

オーロラの出現により周波数に影響が及び、
30年前の父親と、
30年経った後の現在の息子が交信する。
過去に影響が与えられ、
運命が少しずつ変わってくるお話。

「バタフラ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.7

“Star Wars”

我々消費者は内容の良し悪しというより、そのブランドの持つあまりの大きな価値にほぼ無条件にも作品を楽しむよう仕向けられることがある。ちょっとした義務感のようなものかもしれない。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

前作に引き続き、はちゃめちゃ爽快なスパイアクション作品て感じ。

高級テイラーメイドのスーツを着こなして、暗躍する無国籍スパイ組織の闘い。

仕事着はフォーマルでありつつ、描写が時折露骨というか品が無
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

ただ美しい。
それだけで十分。

時折魅せるナチュラルスマイルにズキュンとやられてしまう💘🤣

ストーリーも全体的には好きだけど、ヒーロー作品にはつきものの悪役が幾分コミカル寄りに描写された神様に若干
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.4

初鑑賞。
なるほど、万人向けの作品。

時に人生において挫折に直面する。

決して思い通りに行くことばかりじゃない。

絶望を味わうことがある。

それでも周囲の誰かのために努力してきた人には、いつか
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奇跡の人(1962年製作の映画)

4.3

一見すれば、特に今日のご時世、子どもへの虐待とも読んで取れる、サリバン先生の徹底した教育への姿勢。

でもヘレン・ケラーへのサリバン先生のそれは今日の私たちの理解の幅を超えた愛の行為。

生後一年ほど
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ラサへの歩き方 祈りの2400km(2015年製作の映画)

4.0

圧倒された一本。

ドキュメンタリー風に制作された、フィクション作品。
フィクションだと知らずに鑑賞していたので、最初は気がつかなかった。けれどカメラワークの要領の良さが時折垣間見え、あれ?あれ?って
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

ボリウッドは新しいジャンルとして、見事に開拓されてるね。

アクションでもあり
ミュージカルでもあり
ヒューマンドラマでもあり
ロマンスでもあり
コメディでもあり(?)
ファンタジーでもある
大河小説
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草原の河(2015年製作の映画)

3.6

いつかの記録。

残る印象を頼りに。

初めて日本で公開されたモンゴル発の作品。

出演している人たちはもともと役者・俳優を職業としているわけでない素人による演出。
しだがって、だからこその自然な演出
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