このレビューはネタバレを含みます
ハードなスターウォーズ。
映像美、
普遍的な設定・テーマをSFに落とし込んだストーリー、
カッコいいアクション。
う〜ん壮大な作品なのは間違いないはずなんだけど、なんかイマイチ盛り上がらなかった。
どうにもワクワク感がないと言うか…心にガツンとこないと言うか。
クセがない……?
シリアス路線でキャラ重視じゃないから、と言われればそうだけど、ストーリーがことさら重厚とも思えなかったしなあ。
クールでカッコいいキャラばかりなのは良い。でも愛着が持てないのが個人的に一番ハマれなかった要因かも。
【よく言えば】
メインメンバーが皆大人で物分かりがいいからサクサク話が進む。
フィジカル強いマッチョの美男美女揃い。
【悪く言えば】
キャラの物分かりが良すぎて物語を進める駒に見える。
せっかくの異星間多文化他種族設定なのにクリーチャーやロボットは脇役ばかり。もっとこう凸っとしたやつとか凹っとしたやつとか人外っぽいのも活躍してほしい。
このへんの感覚は好みの問題か。
私は我の強いヤツらが個性を爆発させながら絆を深めていくのが好きだから、悪い方の印象だった。
ヒロインとツノ飾りつけたロボット兵とお帽子暗殺者のビジュアルが良かった。
力なき人々の反乱、元帝国兵士の苦悩、終結する戦士という要素は熱いから、パート2でもっと弾けてほしい。