侵略を続ける帝国マザーワールドの提督アティカス(エド・スクライン)は僻地の村を襲うが、そこにはかつて帝国の士官で裏切り者のコラ(ソフィア・ブテラ)が潜んでいた。コラは村を救うため、星々で仲間を集めて反乱軍を組織しようとするが、そこにアティカスが立ちはだかる。
自分とは大変相性の悪いザック・スナイダー監督による壮大なスペースオペラ。
スナイダー版「スター・ウォーズ」のようで、「七人の侍」だし「アバター」でもあった。
いつもどおり、こんな場面を見せたい!からストーリーが作られている作品で、か細いソフィア・ブテラの力強いキックに、ペ・ドゥナの2刀流、ナヴィ似の男がイクラン似の動物に飛び移る姿が、スローモーションで重ねられる。
って感じなんで、ストーリーには全く重みも叙情詩的要素もなく、とにかく派手なビジュアルを楽しめるかどうかだ。
確かに村の夕暮れの映像は美しかったなー。バート2ではアンソニー・ホプキンスの活躍に期待だ。