何だか 訳の分からないコト・モノの 存在 と関係する人間模様。
『トレマーズ 1990年』を 思い浮かべる展開だけど、関係する人間達には 深い人生ドラマを抱えていて カルト映画ぽぃ メッセージが 流れる。
なので、TVドラマで起こったアイドル・チンパンジーに関する事件が 深く影を落とす 不気味感。
OJ (ダニエル・カルーヤ)の眼差し に、訳の分からないコトへの運命の力を 受け入れさせられる。
彼は やっぱり アメリカの黒人というより イギリスの黒人だよね～！
凄いのは 不思議なモノの撮影に関わる 登場人物達から ジュピターパークの興行主を含む アトラクションに集まる観客まで それぞれの人間ドラマを感じさせる展開と映像構成に。
『NO』のスラングである『NOPE』のネイティブの使い方感が分かる様な余韻。
もしかしたら、チンパンジー (ゴーディ)が この物語の主題かもしれない。 空飛ぶ生命体は 単なる自然界の出来事に過ぎず、ゴーディ事件に関わる人間模様。映像作品に登場する動物を調教する人の映像制作者に対する隠された感情を感じ取る観客達。
【チンパンジー (ゴーディ) TVドラマ撮影事件の背景】
トラビス (チンパンジー)事件
アメリカ合衆国・コネティカット州の個人宅で飼育されていたチンパンジー。2009年2月16日に飼い主の友人の顔面を食いちぎり、警官に射殺された。
トラビスは、サンドラ・ハロルド(女性)によって飼育されていたアメリカのテレビ番組やコマーシャルに出演経験のあるオスのチンパンジーで、突如飼い主の友人のチャルラ・ナッシュ(女性)を襲い、彼女の鼻、両耳、両手を噛み切り、顔面をずたずたに引き裂くという惨事を起こした。トラビスは通報を受けた警官に射殺された。
トラビスは『ペプシコーラ』と『オールドネイビー』のスポット放送を含むいくつかのテレビコマーシャルにアニマル・アクターとして出演した経験があり、『モーリー・ポヴィッチ・ショー』、『ザ・マン・ショー』、『ザ・テレビジョン・プロット』、シャーリー・クローとミッシェル・モア主演のパイロット版にも出演)
2022/9/1 ＴＯＨＯシネマズ横浜 IMAX
