このレビューはネタバレを含みます
面白すぎ。アツすぎ。
ちゃんとSFで、ちゃんとハラハラして、社会風刺でもあり、家族の絆の物語でもある。こんなにてんこ盛りなのに最後まで集中力を欠かさずにずっと楽しさが維持されていた。
見えない何かとして描かれていた未確認飛行物体を最終的にしっかり形を出して描いているのも1周回って意外。
得体の知れない物質だったものが徐々に生物的に見えてくる臨場感もまた、たまらない。
Gジャンくんを挟み目を合わせた兄妹からの脱走劇と金田のバイクオマージュ、井戸のカメラの伏線を回収し、煙った視界からOJの生還を確かめるクライマックスまで、涙腺も心臓も大いに刺激された。
IMAXで観られてよかったー!
ところで一番搾りってアメリカでも飲まれてるんだな。