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NOPE/ノープのKEiGOのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

支配と搾取。
この映画の根底に強く感じたのはその二つ。SFという仮面を被った社会派作品でした。
要素が多くて、しかも各要素に対する懇切丁寧な説明はない。だからこそ面白いんですが、解読に労力を要するのがやっぱり大変。でも、本来芸術ってそう楽しむものだからいいのかな、なんて思ったり。いつも答えがあると思ってる方が傲慢かもしれない。それこそジーン・ジャケットに食べられてしまう…笑 総じて「玄人好み」の作品と言えるのかもしれません。
迫力の映像を映画館の大画面で観れたのはとてもいい体験でした。家のテレビやスマホで観たら、もしかしたらここまで面白く感じなかったかもしれない。グランドシネマサンシャインのIMAXシアターめちゃくちゃでかいんすね!劇場設備の非日常感が結構好きでした。

鑑賞してからしばらく経ちましたが、その間にたまたま『ダーウィン事変』を読みました。正直重なっている部分はかなり少ないと思いますが、ついつい繋がりを考えてしまいます笑

最後に、、
唐突なAKIRAブレーキ、興奮



参照
・辰巳JUNK, "『NOPE/ノープ』ジュープは何を意味していた?「忘れられた」アジア系子役の実話とともに読み解く", 22 Sep, 2022, CINRA, https://www.cinra.net/article/202209-nope_gtmnmcl
・A.O.Scott, "'Nope' Review: Hell Yes", 20 Jul, 2022, The New York Times, https://www.nytimes.com/2022/07/20/movies/nope-review.html
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