YANAREN

NOPE/ノープのYANARENのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョーダン・ピール作品というだけでろくにあらすじも見ず鑑賞したのだが、まさかのUFO(厳密にはUFOではない)系で性癖どストライクな作品だった。

「何か」が起きるまで、明らかになるまでのワクワク感やゾクゾク感の演出がやはり巧みで、「ゲット・アウト」を想起させる。今作はさらにそこから展開を広げているという印象。

生活のために金が欲しい主人公とその妹は、その「何か」の撮影を試みる。

言ってしまえばストーリー自体は割とシンプルというか、奇抜さはない。調理の仕方次第では陳腐なB級映画にもなりうると思うのだが、徹底した「画作り(えづくり)」がこの映画独自の魅力を生み出していると思う。

このあと色々書いたんだけど結局何を伝えたいのか分からない駄文になったので大幅にカットする。

最後、ガラッと変わる音楽の雰囲気で展開を伝えるのは面白いと思った。

ウォーキングデッドのグレン(スティーブン・ユアン)出てる。

あ、AKIRAオマージュありました。

前半30分が、後半に繋がる伏線としての映像の意味合いが強すぎる感じもややあった。

個人的には最後はもっと毒のある終わり方でも良かったのかな、とか思ったり。「ゲット・アウト」みたく円盤にはお蔵入りのもうひとつのエンドとか収録されてるのかな。
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