Marsha

NOPE/ノープのMarshaのネタバレレビュー・内容・結末

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

『未知との遭遇』、『サイン』にも似てるように見えるし、なんかちょっと『ストレンジャー・シングス』みたいな雰囲気とかもあって80年代の映画を感じた。
それに加えて西部劇の様なシーンが多くて、
すごいかっこいい!って思うんだよね。
大の大人がさ、一生懸命準備して未確認生物を倒すぞー!ってやってるのが80年代のジュブナイル感あるし、激アツ展開だった。
あと日本人なら誰でもわかるであろうAKIRAのバイクシーンオマージュ。
まさかこの映画において、かっこいい!って思うところがあるとは思わなくて、良い意味での裏切りにあったな。

観る側と観られる側、調教する側と調教される側みたいなメッセージで、余計なものがなくてわかりやすかったし、そんなに難しく考えて観ることはないのかな、と。
そう思うと、人間てなんで都合の良い人間なのだ!ってなる。
搾取される側が、実は搾取されてたっていうゴーディの件のプロットが良かった。

この監督の映画は、まだ『ゲット・アウト』しか観てないんだけどそれ以外の作品も含めて、なんとなくサイコホラー的な話なんじゃないかっていう思い込みがミスリードだった。してやられた!
観たら観たで、ただのちょっと怖いSFだったわ!ってなる。
でも何が怖かったって、子どもたちがOJにイタズラするんシーンだけなんだけどね。
ここが怖すぎて、一回諦めようと思ったよw

色んなサイトとかレビュー読んで、ある程度解釈できたら、1回目より2回目のが絶対に面白い映画。
Marsha

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