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炎の少女チャーリーのぴーとのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)
2.0
両親の教育方針の行き違い…というか親父のふがいなさと考えの甘さによって事態はどんどん悪化していくのであった…だめだこの親父なんとかしなきゃ…悪い人ではないのかもしれないけどダメダメすぎる…。

娘に超能力の教育訓練を行うのかそれともキケンな世界を知らせずに守ろうかって選択肢に見えるんだけども~…状況を冷静に考えたら教育訓練する以外の選択肢がないんですよねこれ、知らずに生活していたら能力が発動することがないのなら知らせないってのも方法ではあるかもしれないんだけどさ…感情が高ぶったら発動しちゃうんだからちゃんとコントロールできるようにする以外に生きていく術はないんですよ。
臆病風に吹かれたのか親父は”生きる”か”死ぬ”かの選択肢で”死ぬ”を選んでいる。

あと娘がもっと幼いならまだ訓練は早いってのもあるかなと思うんだけども訓練して当たり前な年齢には達しているんですよね、というかしないのがいちばんキケン。
超能力のことは伏せて感情のコントロールを教えるってこともできたはずなのに見た感じちゃんと娘と向き合ってすらいないように思える。
チャーリーって何歳の設定なのかな?チャーリー役の子は10~12歳ってところだったろうけど。

親父は逃げ方もなっとらんかったなぁ~笑。どこか遠くに行ってから車を乗り捨てしてもいいと思ったし知らない人にホイホイついていくしでもう親父の根本的教育からなってないことが伺えるね~。
発見した時「え?近!全然逃げてねーじゃん!」って思われてもおかしくないよあれ?

この境遇だったら娘が幼い頃からサバイバル訓練を叩き込んでおくくらいのことしてた方がよかったなぁ…少しは2018年の映画『ハロウィン』のおばあちゃんを見習ってください。
親父なんとなく目元がザック・エフロンに似てるなぁって思ってたらザック・エフロン本人だったのか…!

消し炭にしてしまえとまでは思わないけどいじめっ子にはそれ相応の報いを受けさせてやりたくなるなぁ~、あの子の場合好きな子にちょっかい出してる感もなきにしもあらずではあるのかな~。
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