犯罪を犯してもお金を払えば処罰が免除されるとしたら…それでも犯罪はしない?…それとも…する?
すごいものを見てしまった感覚…とりあえずガビが夢に出てきそうてしかたない。
人間の欲求、罪と罰について考えてしまう。
国が貧しい中でリゾート地としてお金を持っている外国人が落としていく観光収入の為に柵の中の贅沢な観光地と柵の外の貧しい国民という貧富の差が激しくどこかいびつな世界。
罪を犯してもお金を払えば身代わりとして作られたクローンが処罰されるという…クローンの製造過程が人体実験でもされてるかのようで恐ろしい…あんなの絶対体験したくないけどなぁ…
にしても年齢に合った姿形はもちろん記憶も人格さえ完璧なクローンがあんなすぐできるってすごい技術だ…だとしたら亡くなってしまった人のクローンをつくって家族に引き渡してあげられないもんかいな…?
ミア・ゴス演じるガビは第一印象からして絶対にお近づきにはなりたくない気配を感じるんだけどもそれでもなぜか目が離せなくなってしまうような不思議な魅力?があるんよなぁ。
なによりも恐ろしいのはこのジェームズは"どっち"なのか…あの問いに対して本人ですら答えられないことだ。