daiyuuki

炎の少女チャーリーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)
4.0
生まれながらに不思議な能力を持つ少女チャーリー(ライアン・キエラ・アームストロング)。
彼女は、成長するにつれその能力は覚醒し始め、自身もコントロールできないパワーへと変化していた。
父親アンディ(ザック・エフロン)はその能力を懸命に隠そうとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。
逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった…。
スティーブン・キングの「キャリー」と並ぶ超能力少女ホラー小説を再映画化。
韓国映画「魔女」や「X-MEN」の元ネタで、「キャリー」の発展形の内容。

「キャリー」と違いチャーリーが、超能力を得た理由がはっきりしていて、チャーリーの超能力を悪用する秘密組織とのバトル、チャーリーと両親の能力者同士の親子愛、超能力を衝動的に使っていたチャーリーが次第に使いこなしていく成長譚、「X-MEN」の新人ミュータント編のような面白みがあり、チャーリーを演じるライアン・キエラ・アームストロングの「ローガン」でローガンの娘を演じるダフネ・キーンのようなあどけなさと哀愁と凶暴さをミックスさせた演技もよく、痛快な超能力少女ホラーアクション映画。
「大切なのは、衝動より決断だ」
daiyuuki

daiyuuki