ところどころ臭いけど、純文学だしセーフ
島崎藤村原作、間宮祥太朗主演の「破戒」を見に行った。
被差別区域出身の間宮は、幼い頃の父からの言いつけを守り、誰にも心を許さず、壁を作って生きてきた。
教師として働き、、良き同僚を持ち、生徒からも慕われ、下宿するお寺の娘ともいい感じ。
被差別区域出身の活動家(眞島秀和)や被差別区域の妻を持つ事をコンプレックスに感じる政治家(大東俊介)と接する中で、間宮の意識も変わってくる。
原作が純文学なので、言い回しや筋がくさい。くさいけど、そういう物として観れるので意外と気にならない。
最後は、間宮の出自ではなく、間宮自身が何者かという観点で考える人たちか笑顔になった映画でした。
そして、本田博太郎は捜査一課長と同じキャラでした。