トレーラーとの差がありすぎる
トレーラーを見て、キャストが好きなので鑑賞。春画っていうテーマも面白そうだしね。
喫茶店で働く主人公の弓子が、お客さんで来た春画研究家の芳賀一郎に誘われ、春画の世界に足を踏み入れたところから物語ははじまる。
芳賀一郎演じる内野聖陽の醸し出す妖美な雰囲気にやられて、徐々にタガが外れる弓子。春画に関する執筆を芳賀に依頼している編集者も加わって、中盤からは何とまあマニアックかつ変態気質な物語になるやら
(トレーラーはもうちょいライトじゃなかった?!)
それでも最後まで楽しんで見れたのは、春画を通しつつ描いているテーマが恋愛だから。普遍性を感じつつ変態な側面も出てくることで、それこそ人と人との愛慕においては何が正解かわからないってことが伝わってきた。
日本映画を思わせるような台詞回しも個人的には好き。