ヨーテボリ映画祭にて。
10代の妊娠を描いたコスタリカのドラマ。
ユリアナが妊娠、コスタリカは中絶が違法、さてどうするのか。
この映画、妊娠したユリアナだけではなく、彼女の先生であるルイーザにも焦点当てていた。ユリアナの親があまり出てこないのも印象的。
ルイーザが親身になってユリアナを助けようとする。それは良いことなんだけど、彼女がなぜそこまで親身になるのかいまいちよくわからなかったので想像するしかない。
妊娠をどうするかの話よりも、ルイーザの言動が気になってしまった。先生にしては口出し過ぎだし、本来なら親がすることもやってしまったり。
ユリアナがその時点では親に知られたくなかったのも分かるが、それにしても善意の第三者、しかも先生なのにね。
そんな感じなので、ユリアナの家族や周囲よりも、この先生が何を考えてるのか気になって仕方なかった。
人生がガラッとかわって道が閉ざされてしまう恐怖と、産まれてくる命への母性のめざめ、状況が変わってもなお不安で悩みこむユリアナの姿はリアルだった。
どうなることかと思ったが、いくつか観た10代の妊娠ドラマのなかではソフトなほうだと思う。
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