レティーシャ・ライト主演、ジェイミー・ベル共演の西部劇。
南北戦争5年後、自由になって土地を求めて旅する途中に盗賊に遭遇、なんとか助かるもお尋ね者を捕虜にする羽目になり疑心暗鬼の道中を行く。
男装の黒人女性、白人悪党と心通わせるかそれとも…
「荒野の誓い」「3時10分決断のとき」的な敵対する立場の者の変化を期待したがあそこまでは及ばず。
仲間のために、新たな生活のために、旅をしていたのに巻き添えを食らった形。
悪党トミーとの地味～な心理戦的な味わいあり、信仰・人間として繋がりを見つけるかと思いきや、トミーの読めない言動ゆえ一筋縄ではいかず。
淡々としつつも、邪魔は入るわ、人は殺すわで、いろいろ起こっている。
レティーシャ・ライトも良いんだけど、ジェイミー・ベルの悪どさと人間らしさの両面を見せ最後まで油断ならないトミーのキャラがとても良い。
終盤は思わぬ展開を見せるし、彼のほうが印象に残る。
