「Don't think, Feel.（考えるな、感じろ。）」
劇中で出てくる、言わずと知れたブルース･リーの名言だが、まさにこの映画にぴったりの言葉。ストーリー？そんなものはどうでも良い。皆が求めているのはブルース・リーのアクションなんだ！
小学生の頃にこの作品に出会い、それから今に至るまでブルース・リーはマイヒーロー（私のような人は数知れないと思う）。VHSに録画して何度も観直すのは勿論のこと、MDに本編の音声を録音して何度も聴いていた。そのおかげで音声から映画のシーンが分かるようになっていた（分かりやすいと言えば分かりやすいのだが）。
最初に書いたように、本作はブルース・リーのアクションを楽しむ作品。勿論ちゃんとストーリーはあるが、ブルース・リーを魅せるために様々な面でツッコミ所があり、正直、シナリオ的には凡作以下。ブルース・リーのアクションシーンに魅力を感じられなかった人に「つまらない作品」と評されても仕方ないかもしれない。
本作については裏話や小ネタが豊富なので、鑑賞後、気になった人はWikipedia等で調べて、それぞれのシーンを見返してみると面白い。
余談だが、2020年7月26日に人生何度目かの鑑賞をして本レビューを書いているのだが、ふとWikipediaで調べてみたら、前日の7月25日にローパー役のジョン・サクソンが亡くなったのを知った。記録として本レビューに記しておく。
（以下、自分用鑑賞記録）
・2020年7月26日（Blu-ray）
・2023年9月23日（4K UHD）
