トラウマ。
アレックス・ガーランド監督、また嫌～なホラー映画で魅せてきた！
A24のアート系を見せながら、後半なだれ込む衝撃映像。
これぞグロテスク。
まるで美しかったイギリスのリンゴの木が茂るお屋敷も、、、
夫の死のトラウマから逃げるように2週間、ある屋敷に身を移したハーパー。
しかしその地域には姿は違えど同じ顔をした男たちばかり。
不愉快な言動をとるその男たちが、ついにハーパーの脅威的存在と化していく。
よくまあこんな映画を思いつくなというのと、ジェシー・バックリーの演技が凄い。
そしてMENを演じたロニー・キニアが強烈！
007のタナーはとても紳士的なのに、、、
男たちが与える脅威と、彼女の過去との関連性が、最後にストンと落ちる。
どこまでも追ってくる。
トラウマについての強烈過ぎるセラピー映画のように感じた。
考察しがいがありますが、最近こういった映画が多い印象。
まあ「グリーン・ナイト」も観た後だし、、、
映画自体は好き嫌いは別れると思いますが、個人的には楽しかったです。
凶悪な映画に偽りなし。
