男女の相互理解の無さから生まれた最悪の結末を、出来うる限り最悪の自己内省によって消化していくキモ説教ムービー
う〜ん。アリアスターの劣化下位互換にしか見えなかった。
A24の個性が安直な不安煽り演出になっているように見えて、私のA24苦手意識に拍車がかかる。
色々なレビューを見ていると、男性側が女性を追い詰めている所に怖さを見出してる見解も見るけど、女性側が他人に興味を持っていないという事実が「同じ顔の男」で、夫婦喧嘩シーンで旦那になぜ被害者ぶると言われているあたりからも、かなり自己中心的な女性像だと思う。
結果死なれてしまうと、残された方が辛いっていう事は、それは現実としてはそうなんだけど、この映画においては、主人公を自己中心的な女性たらしめる要素であり、この映画が、結局は男女の相互理解＝愛と解きたいという展開の起点にされているだけであると感じた
不気味なオブラートを何重にも重ねているけど、根底にあるのはかなり安直なものだなと感じてしまい、不快演出苦手だけど頑張って見たウーマンの私的には、覚悟が足りねぇ！！という気持ちに
