うお〜〜好きだ〜〜
よかったところ
・モノローグがなかった(めっちゃえらい)
・ヤクザ側のキャスティングに気合が入りすぎてた
・全員ちゃんと歌ってた
・綾野剛器用すぎんか
・聡実くんの「紅」、5億点
原作既読だったので、映画ってどうすんねんと思っていましたが、オリジナル要素が邪魔になっておらず、聡実くんのキャラクターの掘り下げと思春期の葛藤をわかりやすくしていて非常によかったです。
が、やっぱり90分位におさめるのがベストの内容の映画だとは思います。20分弱の差ですが好きじゃなきゃ間違いなく長いと感じる。
それにしても、モノローグと淡々とした掛け合いが味の原作をまんまやらずにきちんと良さを映画として表してたのは本当にえらいと思いました。
強いて言えば、原作の狂児はもっとカラっとした人物像でしたが、綾野剛版はかなりしっとり(ねっとり)してたなぁと。ちょっとやらしかったよね!いや、でもよかったよ!(誰目線)
ヤクザにやべきょうすけがいるのと、組長が北村一輝だったのは本当にえらいと思います。好き。
あとはもうほんとに聡実くんの「紅」ね。
あれはみんなスクリーンで見てほしい。
よく撮ってくれたよ。最高だよ。
あと、これ系の映画への偏見として、流行りのアーティストのそれっぽい曲をメインテーマにして広告がんばるっていう方法があるとおもうんですが、リトグリに「紅」歌わせてエンディングはマジで最高だと思う。
90分ならあと5回みたい。ディレクターズカットしてくれ。(でもいいシーン多いんだよなぁ)