ワンワンワン111

MEN 同じ顔の男たちのワンワンワン111のレビュー・感想・評価

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
4.1
思い悩むと、全ての出来事が同じに見えるのかも。それだけ思い詰めることだけあって、忘れようににも忘れられずに気づいたら思い悩むという悪循環。

トンネルの先に答えはあるのに、トンネルの先から迫ってくる恐怖に怖気ついて逃げてしまう。

恐怖は逃げた者を追いかける。どこにいても恐怖は存在する。恐怖に向き合い絶望の先に進む道が見えて来るのかな。

恐怖を超えた時に人は無になる。悲鳴を叫ぶことなく、ただ状況を受け入れるのだろう。と、私は物語を通して受け取ったけど。結局、何なのか。謎すぎる。

妙に全裸の男がラピュタ感があった。